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2017年 08月 04日
最近行った一番遠くといえば、4月に友達とドライブした渥美半島か、 先月仕事で行った静岡…。 旅行のお話を聞いたりお土産をいただいたりすると、 無性にどこかへ行きたくなるのですが、やっぱりどこへも行けないので、 絵本の中を旅する毎日です。 「そらとぶじゅうたんでせかいいっしゅう」 作/ステラ・ブラックストーン 絵/クリストファー・コー イスタンブールで買ったそらとぶじゅうたんに乗って、 おばあちゃんは世界中をひとっとび! カラフルで楽しい絵本です。 タイ→メキシコ→中国→スイス→ケニア→ロシア…、 パワフルなおばあちゃんは日本へも飛んできますよ。 こんなじゅうたんがあればなあ。 「世界のまんなかの島 わたしのオラーニ」 作/クレア・A・二ヴォラ 地中海に浮かぶサルディーニャ島の小さな村オラーニ。 村の人々の日常が生き生きと、そして細やかに描かれていて、 路地を駆け抜けるこどもたちのにぎやかな笑い声が聞こえてきそう。 そこでは、生も死もとても身近なことです。 ニューヨークから里帰りした女の子は、アメリカのことを聞かれて言います。 「でも、ここのほうがずっと楽しいわよ」 作者のことば(あとがき)もじっくりと読んでいただきたいです。 「バスにのって」 作・荒井良二 砂漠の真ん中にあるちいさなバス停。 馬やトラックやいろんな人が通り過ぎていっても、バスはきません。 夜になっても朝になっても、バスはきません。 待って待って待って、ようやくバスが来たのですが…。 奥付を見直して、25年前の作品だったことにびっくり!でした。
by kirja
| 2017-08-04 14:51
| 絵本のこと
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