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2017年 02月 17日
霧に包まれた港町。
霧に包まれてゆくところ、霧の中で過ごす人々、そしてまた霧が晴れていく様子・・・ 3日間のすべての描写が美しいです。デュボアザン、こんな絵も描くんですね。 しばらく前からキルヤにありますが、見れば見るほどいいです。 丁寧で静かな、片山玲子さんの日本語は、この霧のようにふっと始まって ふっと終わるのですけど、とてもすてきで、もっとずっと読んでいたいような気がします。 気持ちがもやもやしているのです。 水曜日に遭遇した、いろんな言葉にうまく対処できなくて。 言い返すこともできず、聞き流すこともできず、それらは大きな塊となって 心に積み重なって、これを重石に溺死できると言ったら、熊谷くんが驚いて笑いました。 私の霧も、そろそろ晴れるころでしょうか。
by kirja
| 2017-02-17 18:22
| 絵本のこと
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