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2015年 09月 12日
中世のお城で催される女王さまの舞踏会が、このお話の舞台。
ファンタジックな設定&サスペンス仕立てなストーリーにもかかわらず、 さまざまな動物の“視覚”について迫る、ちょっと変わったオモシロさです。 招待されたのは、カメレオン卿、サメ大佐、トンボ夫人にヤギ伯爵・・・といった、 なんとも高貴なお客さまたち。 大広間にはごちそうが並び、さあ、舞踏会のはじまりです。 ところが、女王さまの影が盗まれる、という大事件が発生。 王家に仕える名探偵シャコが、事件解決に当たります。 それぞれが自分の見たものについて弁明し、一生懸命無実を訴えますが、 はたして犯人は?? 大学で彫刻と版画を学んだという作者。絵がとても美しいです。 また、ページごとに動物の視力や目の構造などについての解説が、 最後には、登場した動物たちの生態や用語の解説もあり、 ノンフィクションとしてもきっちりしていて、読み応えがあります。 訳は千葉茂樹さん。私の好きな翻訳家のおひとりです。
by kirja
| 2015-09-12 15:06
| 絵本のこと
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Comments(2)
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