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2013年 06月 07日
15世紀のドイツ、グーテンベルクという人物が活版印刷の方法を発明・確立し、
それまでの本の作り方を根本的に変えました。 史実に基づいて、紙やインクの製造過程、そして印刷のひとつひとつの工程が、 中世ヨーロッパの人々の暮らしぶりとともに、美しく描かれています。 グーテンベルクが活字を並べて印刷機にセットし、文字が刷り上がるまでの数ページは 自分がその作業ををしているような緊張感があります。 刷り上がった紙は、それで終わりではありません。 かざり文字や金箔で彩られ、縫い合わせ、立派な革の表紙が付けられる。 たくさんの職人の技に支えられ、ようやく1冊の本として出来上がりです。 グーテンベルクは数々の失敗を重ねたはずですが、それには触れず、 この偉業を淡々と具体的に語る、情緒的でないところがとてもいいです。
by kirja
| 2013-06-07 16:52
| 絵本のこと
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Comments(1)
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